久しぶりに中学校に行った。
もちろん,私の出身中学ではなく,
仕事の上でだけど。
廊下や職員室,生徒制作の絵
少し面食らったところでは,「さすまた」が要所に置いてあったことだ。
大教大池田の事件があったからやろな。

私が子供の時分,学校は誰でも歓迎~なところがあって,
映画の割引券を配っている人
野良犬
卒業生
その他が普通に入ってくることができた。
私も卒業して何年か後に寄って,
給食を食べさせてもらったことがある。
悉く昔になりにけり,だな。

さて,
弁護士は学校に行くことも結構ある。
少年事件だと環境調整の鍵は学校にある場合が多い。
やさぐれた少年でも信頼していた教員の1人や2人いたりする。

今回は環境調整ではないけど,
中学校に行ってきた。
許可を得てうろうろしたけど,
弁護士だと警戒して誰も雑談に応じてくれん。
校長とは雑談ができた。
熱心な方やったな。
生徒制作の絵の話を聞いていたら,
昔の生徒やのに覚えてる。
さらに生徒の話を嬉々としてする。
校長にとって生徒のことが重大な関心事なんだろうな。
教育現場への悲観論もあるが,
校長と話をしているとそんな気持ちはどこかへ行った。

子供のころ
学校で過ごす時間は長い。
触れる者や話す人はその後の人格形成や大きく影響するみたいだな。
そんな学校
大学ほどではないが学内行政という厄介なものがあるらしい。
私は関係していないが,
組織体である以上,効率的に運営する必要がある。
まさに大人の事情というやつだな。
興味深く見ていきたいと思う。