カテゴリー: 仕事

依頼者が決めはったことやしな

今年は天気が悪い日が多い。
遊ぶとしても不可視の制約があるから,
ちょうどいいのかもしれん。
秋らしく読書する,とか。

今週も依頼がいくつか・・
最近はちょっとしたことでも,現場に行く。
・・で,孤独のグルメスタイルでご当地の名物を楽しむ。

ガモウスマイルのどて焼きまぜそば
ここは朝からやってる。
朝からラーメンやまぜそばを食べたい麺フリークの夢が叶う店だ。
神戸の灘にも「ぼっかけそば」というのがある。
こちらもどて焼きを麺に絡ませて食べる。
ガモウのまぜそばはシンプルだった。
艶やかな卵の黄身をつぶしてネギと混ざったところを摘まむんだ。
朝から滋養あふれる食事である。
で,最後に白飯を投入してな。
特別な一日になりそうな予感がするな。


そういえば私の事務所は依頼者が決めたことを応援する,
というコンセプトみたいなものがある。

自分らしい決断を重ねることが,
豊かな人生を送ることにつながる。
私はそう信じているからな。

依頼者やそのご家族と話をしていると思う。
たいがいな苦境に陥ってから来る人もいるけど,
うちの事務所に来る人は,現状を変えようとして決断している。
何かを変えようと決断して動くのはしんどいもんだ。
同じ状態を維持する方が楽,だからな。

それは私にもよくわかる。

でも変わらなければならないと,
決断して弁護士に依頼する。
今のままではダメで自分自身が変わろうと決める。
その判断,私は全力で応援したいと考えてる。

事務所と業務内容の紹介

今更ですが,事務所の紹介をしようと思います。
事務所名は,陣内法律事務所です。読み方は,『ジンノウチ』。

弁護士は,大阪弁護士会の陣内優一です。
開業は令和3年7月1日です。
場所は大阪の西天満です。
場所がどうしてもわからなければ駅まで迎えに行きますので,
その旨お伝えください。
事務所には個室の相談室と書庫,会議室があります。
追って紹介しますが,私は書庫が気に入っております。
書籍類も整えていきますので,調べものをしたい人は言ってください。

業務内容は,法律業務全般です。
詳しくはお尋ねください。
追って詳しく説明します。
法的な話だけで解決する場合もあるでしょう。
弁護士が介入し交渉したり,裁判所を入れた話し合いで解決することもあると思います。
まずは話をして問題点を考えましょう。
関係がないと思うことでも話してください。
関係がないと思うことが問題解決の糸口ということもあります。
私には守秘義務がありますので,安心してください。基本,苦言は呈しません。
少年事件以外で説教めいた訓戒を吐くこともないと思います。
その上で
私から最善の提案をさせていただきます。

方針だけ言いましたが,
私は,依頼者の状況を現在よりよくしたいと考えています。
紛争解決に向けて知恵を絞っていきましょう。あと,利益の最大化も。
当たり前ですが,
それと依頼者の決断を全力で応援することを大事にしたいと考えております。

ブログは情報発信のために書いております。
現在の読者は,弁護士を含めて,私と実際に会ったことがある人がほとんどでしょう。
不快な物言いを含む場合もありますが,大目に見てください。

ところでブログのタイトルである,瑞穂の国の~。
日本の美しさをあらわす良い言葉です。
私自身が田舎の出身ということもあって,
田畑が身近にある,土のにおいがする暮らしが懐かしい。
いわば望郷です。
金色に輝く稲立毛♪

ここで一句読めればよいのですが,心をあらわす言葉が出てきません。

未来は思っているより明るいですよ。
やけを起こさずに解決していきましょう。

たわわに実る稲穂

家裁近くのトルコライス

裁判所に行って,
警察署に行って,
拘置所に行って,
駅の本屋で立ち読みして,
電車で寝る,と。
そう。弁護士は仕事でどっか行くことが多い。
最近は若干,様変わりしてるみたいだけど。

で,せっかくだから昼ご飯でも食べる。
孤独のグルメに出てくる松重豊さんみたいなスタイル。
これに憧れている弁護士は結構,多い(に決まってる。)。

家裁の離婚調停で,
仲良かった時の晩御飯の話をして,
空腹になって,
トルコライス食べながら依頼者と反省会をする。

神戸トルコライス

このB級感,なんとも言えん。
家裁に通うようになって,
私はトルコライスの山を崩す贅沢を覚えたのだ。

「人と食事するとおいしいっすね。」

依頼者の言葉はこころなしか寂寥を帯びていたな。
そう。裁判所では確かに何かが始まり,何かが終わるんだよ。
人生の場面が万華鏡のように広がってな。
一顆の破片が結びついては離れる。その繰り返しだ。
予測などできるはずもなく,
ましてや自然の法則を見出すこともできん。
でも終わってみるとそれなりに形にはなってる。
テキトーに投げ込んでも形にはなってる。
上のトルコライスや生け花みたいなもんだ。

さて,家裁の調停
離婚訴訟をするためにはまず調停
調停前置主義という。
一度は何かを誓い合った仲(・・だろう)から,
第三者を入れて話し合いませんか,と。
どれほど効果があるかどうかは知らん。
調停委員
人生経験豊富そうな男女のペア。
中小企業のオーナーとか地元の名士みたいな人が多いみたいだな。
離婚経験が一度以上あることは資格要件ではないだろうが,
それなりに話を聞いてくださる。
で,調停がまとまると若干上の方からエールを送ることが多い。
新型コロナが流行前は肩をバシバシ叩いて,
「次は面会交流!」とかいう調停委員がおったり。

そういえば,
今は積極的に受けていないけど離婚の協議,調停,訴訟が一番多かったな。
離婚の関係は最初に訴訟まで進むか,協議が調停かが何となくわかる。
それなりに相手の性格を知悉しているからだろう。

いろいろ考えさせられる,
家裁近くのトルコライス♪

弊所の文字フォント

DFP金文体W5 TrueType

ようやく名刺ができまして人に差し出す機会も増えました。
最低限度の情報しか書かれていない簡素なものですが,
事務所名の字体に目がいくようです。

金文体といい,中国戦国時代の酒壺に刻まれていた文字をアレンジした字体です。

もともとの字体は解読困難な象形文字のようです。
これは弊所の設立と運営を手伝ってくださってる顧問の趣味です。

私も気にいっております。

さて,文字フォント(タイプフェイス・書体とも)
法的保護の局面では難しい問題があります。
著作権法,意匠法,不正競争防止法,そして民法・・
文字フォントには法的保護は認められないのが原則です。
文字は物事を伝えるための伝達ツールだからです。
絵画の絵具,彫刻の石のような位置づけ。ただし争いあり。
特定人に独占的に使用させるべきではないということが主な理由です。
しかしこれも「書」となると話は違ってきます。

蘭亭序

これぐらいになると美的要素が顕著で著作物性も問題ない。
王羲之の書の写しは,同じ「之」でも異なり,書いた人の個性が強い。
※現在も著作物性が認められるわけではありません。

昭和書体株式会社 闘龍書体

昭和書体株式会社これはアニメ鬼滅の刃で使われていた文字フォント
運筆やかすれ等に個性が認められます。

印刷用書体に著作物性が認められるためには,
従来の印刷用書体と比較して顕著な特徴を有するといった独創性を備え,
それ(フォント)字体が美術鑑賞の対象となりうる美的特性が必要とした判例があります。

文字は伝達ツールで,情報伝達機能を発揮する必要があります。
著作物性が認められるのは限定的でしょう。


字体そのものの美しさか,
字体が伝えようとしている概念なのか・・
そのフォントで書かれたものを見て何を感じるのか,
ということでしょう。


顧問契約と守秘義務

おはようございます。
私は住まいがずっと大阪で司法修習も大阪でした。なので大阪弁護士会や大阪地裁には馴染みがあったりする。
大阪はええな。
昔は商売してる人らの2月8月は暇とか言われていた。いわゆる,ニッパチね。
今は知らんし職種にもよるやろけど。で、暇なときは既存顧客へのサービスと勉強やな。
これは弁護士の仕事にも当てはまる。弁護士の勉強はそのまま仕事につながる。役立つ日に備えてがんばっていこ。

最近,顧問はやってるかと尋ねられる。
うちは一般的な募集はしていない。興味がある人は個別に聞いてください。
法律事務所の顧問というと会社のイメージがある。
今の顧問先は会社もあるけど,個人と個人事業者が多い。
個人の場合は月に1回程度,事務所に来ていただいて話をさせていただいたり,電話やメールで話をしたりしている。
月に1回の来訪を楽しみにしてくださってる方も多い。
それとか会社の代表者だけど個人と顧問契約をしてくれている場合もある。
関心を持たれている事柄とか,会社の経営に関することとか,プライベートで何かやらかしたっぽいときとか・・
いろいろ相談を受ける。法律以外のことは私に相談しても解決せんけどな。
これは弁護士が守秘義務を負っているから気兼ね得なく話せることも関係するんだろな。
弊所は関わり方も柔軟に対応するので,なんでも言ってみてください。

お祝いありがとう!

陣内法律事務所の開所祝いに、陣内弁護士が以前在籍していた事務所の事務員さんが祝福に来てくれました。

きれいなフラワーアレンジメントをいただき、ランチには美味しいお蕎麦で楽しい時間を過ごしました。

陣内弁護士の益々のご活躍を期待して👏 👏 👏 ❣

(陣内)
みんな,遠いところ来てくれてありがとう。
来てくれて本当に嬉しかったです。
私も弁護士登録して最初は何もわからんかった。
思えば,事務員さんに育てられたようなもんです。

それと小林さん
私が前の事務所にいた時からお世話になっている方で,開業準備時点からいろいろと手伝ってくださってます。
自分一人でできることは知れていることを実感しました。皆さんのご多幸を祈念しつつ・・
今後ともよろしくお願いいたします。

ちなみに・・
わかっているとは思いますが・・
念のため申し上げておきますと弁護士陣内優一は右から2番目です。
小林さんの方が,私よりも外見上,折り目正しい。
写真を撮るとは思ってなかったから,急いでシャツ着てネクタイを巻きました。

ウェブ会議で民事訴訟

先月に開業してとりあえずブログで情報発信していくつもりです。
ホームページは開設準備中です。
いや,開設するのは確実なので近日公開としときましょう。
開業してすぐは仕事もなく暇だと思っていましたが,幸いなことに依頼がぽつぽつと・・ありがたいことです。
全身全霊を取り組んでいきたいです。

今日も裁判ですが,
最近の民事訴訟はウェブ会議で争点整理を行うこともあります。
以前は電話会議で行うこともありましたが,ウェブ会議だと裁判官や相手の代理人の顔が見れますので,よりストレスなく進むように感じます。
事件によっては出頭して対面で議論するより進みます。
若干,気楽な感じで臨むことができますし,忘れ物の心配もありません。まだしたことないけど。
ちなみに今日はウェブ会議ではなく出頭です。
私は裁判官の一挙手一投足が気になりますので,とりあえずは出頭です。

7月1日に西天満で開業

もともとは他県で弁護士をやっておりましたが,7月1日付で大阪弁護士会に登録替をして西天満で開業しました。
住んでいる場所は大阪ですので,愛着のある場所での開業です。
大阪の商人やら商魂やら人情が結構好きです。
事務所名はシンプルに「苗字+法律事務所」としました。
私の苗字は陣内で,読み方はじんのうちです。
このブログでは日々のことや仕事なんかをつづっていきます。
大きな気持ちで生温かく見守ってやってください。