年: 2021年

関西は旧盆

ここ最近は雨のせいか蝉の声を聞いてない。

数珠を操るような生命力あふれる蝉の声
アスファルトの照り返し
眩い白さの夏雲
それが大阪の夏なんだけどな。

今日からお盆らしい。
私は特にお盆特有の習慣がないのでいつも通りです。
私が働き始めたことろは,お盆には帰省する人がそこそこいた。
だんだんとお盆に帰省する若い人は減ってきたな。
最近は新型コロナのこともあって,その傾向が顕著だな。

まだ事務所ホームページも公開していないし,一般からの問い合わせはないやろな。
何かあったら直接,連絡ください。
事務所電話は一応転送電話にしております。

弊所の文字フォント

DFP金文体W5 TrueType

ようやく名刺ができまして人に差し出す機会も増えました。
最低限度の情報しか書かれていない簡素なものですが,
事務所名の字体に目がいくようです。

金文体といい,中国戦国時代の酒壺に刻まれていた文字をアレンジした字体です。

もともとの字体は解読困難な象形文字のようです。
これは弊所の設立と運営を手伝ってくださってる顧問の趣味です。

私も気にいっております。

さて,文字フォント(タイプフェイス・書体とも)
法的保護の局面では難しい問題があります。
著作権法,意匠法,不正競争防止法,そして民法・・
文字フォントには法的保護は認められないのが原則です。
文字は物事を伝えるための伝達ツールだからです。
絵画の絵具,彫刻の石のような位置づけ。ただし争いあり。
特定人に独占的に使用させるべきではないということが主な理由です。
しかしこれも「書」となると話は違ってきます。

蘭亭序

これぐらいになると美的要素が顕著で著作物性も問題ない。
王羲之の書の写しは,同じ「之」でも異なり,書いた人の個性が強い。
※現在も著作物性が認められるわけではありません。

昭和書体株式会社 闘龍書体

昭和書体株式会社これはアニメ鬼滅の刃で使われていた文字フォント
運筆やかすれ等に個性が認められます。

印刷用書体に著作物性が認められるためには,
従来の印刷用書体と比較して顕著な特徴を有するといった独創性を備え,
それ(フォント)字体が美術鑑賞の対象となりうる美的特性が必要とした判例があります。

文字は伝達ツールで,情報伝達機能を発揮する必要があります。
著作物性が認められるのは限定的でしょう。


字体そのものの美しさか,
字体が伝えようとしている概念なのか・・
そのフォントで書かれたものを見て何を感じるのか,
ということでしょう。


顧問契約と守秘義務

おはようございます。
私は住まいがずっと大阪で司法修習も大阪でした。なので大阪弁護士会や大阪地裁には馴染みがあったりする。
大阪はええな。
昔は商売してる人らの2月8月は暇とか言われていた。いわゆる,ニッパチね。
今は知らんし職種にもよるやろけど。で、暇なときは既存顧客へのサービスと勉強やな。
これは弁護士の仕事にも当てはまる。弁護士の勉強はそのまま仕事につながる。役立つ日に備えてがんばっていこ。

最近,顧問はやってるかと尋ねられる。
うちは一般的な募集はしていない。興味がある人は個別に聞いてください。
法律事務所の顧問というと会社のイメージがある。
今の顧問先は会社もあるけど,個人と個人事業者が多い。
個人の場合は月に1回程度,事務所に来ていただいて話をさせていただいたり,電話やメールで話をしたりしている。
月に1回の来訪を楽しみにしてくださってる方も多い。
それとか会社の代表者だけど個人と顧問契約をしてくれている場合もある。
関心を持たれている事柄とか,会社の経営に関することとか,プライベートで何かやらかしたっぽいときとか・・
いろいろ相談を受ける。法律以外のことは私に相談しても解決せんけどな。
これは弁護士が守秘義務を負っているから気兼ね得なく話せることも関係するんだろな。
弊所は関わり方も柔軟に対応するので,なんでも言ってみてください。

お祝いありがとう!

陣内法律事務所の開所祝いに、陣内弁護士が以前在籍していた事務所の事務員さんが祝福に来てくれました。

きれいなフラワーアレンジメントをいただき、ランチには美味しいお蕎麦で楽しい時間を過ごしました。

陣内弁護士の益々のご活躍を期待して👏 👏 👏 ❣

(陣内)
みんな,遠いところ来てくれてありがとう。
来てくれて本当に嬉しかったです。
私も弁護士登録して最初は何もわからんかった。
思えば,事務員さんに育てられたようなもんです。

それと小林さん
私が前の事務所にいた時からお世話になっている方で,開業準備時点からいろいろと手伝ってくださってます。
自分一人でできることは知れていることを実感しました。皆さんのご多幸を祈念しつつ・・
今後ともよろしくお願いいたします。

ちなみに・・
わかっているとは思いますが・・
念のため申し上げておきますと弁護士陣内優一は右から2番目です。
小林さんの方が,私よりも外見上,折り目正しい。
写真を撮るとは思ってなかったから,急いでシャツ着てネクタイを巻きました。

大阪の商人さん

天神橋筋商店街

弊所の商人支援
何をするかはまだ構想中です。
商人ってのは商法に規定があって,自己の名をもって商行為をすることを業とする者をいうらしい(商法4条1項)。
で,商人が行う売買などの商行為は一般人の取引と異なる場合があります。
ちなみに会社が事業のために行う行為は商行為です。

法律上の規定はともかく,弊所の商人支援の商人は,あきんど,の方がしっくりきます。
大阪の商人さんらの人情と商魂 好きなんですよ。
事業の名称や由来,歴史なんかをお聞きすると,夢とか信念,情熱が伝わってきます。
これは事業も人と同じで生まれてから消滅するまで,多くの人と関わり,付加価値を提供するからでしょう。
私もこうして事務所を構えることになり,その思いが少しづつではありますがわかるようになった気がします。
少しづつですが,話をしていきたいと考えております。
弊所が提供できる付加価値についても随時。

ウェブ会議で民事訴訟

先月に開業してとりあえずブログで情報発信していくつもりです。
ホームページは開設準備中です。
いや,開設するのは確実なので近日公開としときましょう。
開業してすぐは仕事もなく暇だと思っていましたが,幸いなことに依頼がぽつぽつと・・ありがたいことです。
全身全霊を取り組んでいきたいです。

今日も裁判ですが,
最近の民事訴訟はウェブ会議で争点整理を行うこともあります。
以前は電話会議で行うこともありましたが,ウェブ会議だと裁判官や相手の代理人の顔が見れますので,よりストレスなく進むように感じます。
事件によっては出頭して対面で議論するより進みます。
若干,気楽な感じで臨むことができますし,忘れ物の心配もありません。まだしたことないけど。
ちなみに今日はウェブ会議ではなく出頭です。
私は裁判官の一挙手一投足が気になりますので,とりあえずは出頭です。

7月1日に西天満で開業

もともとは他県で弁護士をやっておりましたが,7月1日付で大阪弁護士会に登録替をして西天満で開業しました。
住んでいる場所は大阪ですので,愛着のある場所での開業です。
大阪の商人やら商魂やら人情が結構好きです。
事務所名はシンプルに「苗字+法律事務所」としました。
私の苗字は陣内で,読み方はじんのうちです。
このブログでは日々のことや仕事なんかをつづっていきます。
大きな気持ちで生温かく見守ってやってください。