電車の中釣り広告で,
あやしい絵展というのがあるのを知って観に行ってきた。
電車の中釣りは私の貴重な情報源。
タイムリーなネタが満載です。
さて,あやしい絵
世に知られた絵の3分の1ぐらいはやや怪しい沿革を持ってる。
人の情念が澱んでいるのですよ・・
今回の展示は知って楽しむ怪しさもあるが、
見て楽しむ怪しさだな。
冒頭の絵は橘小夢(たちばなさゆめ)の安珍と清姫
巻きついてますな。
夏の夕涼みにはちょうどよい絵がたくさん
場所は大阪歴史博物館♪
大阪城と大阪家庭裁判所のすぐ近く。
青木繁もあったな。
日本の神話の絵が多い。
黄泉比良坂(よもつひらさか)
彼岸と此岸の境の坂
お盆らしい絵
黄泉比良坂は島根にあるらしい。
坂を上ると帰り道はない、
と言われているかどうかは知らん。
次も橘小夢
これは水魔
うん。エロティシズム。
関係ないがこれはフュースリーの夢魔
デトロイト美術館所蔵
美女と異形の存在
どうやら洋の東西を問わないらしい。
安珍清姫の絵がたくさんあったな。
清姫が大蛇に化けて安珍を焼き殺す話で、
和歌山の道成寺に伝わる話。
あと幽霊とか怨霊の絵もたくさんありました。
・・しっかし、
中年男性の幽霊の絵って少ないな。